広島大学2016年物理全問の解説をアップしました。

こんにちは(こんばんは)、大魚です。

広島大学2016年物理全問の解説をアップしました。こちらをクリックしてください。円運動、交流回路、気体分子運動論、光学からの出題となっています。原子分野は出ませんでした。

  • 難易度ボリューム共にバランスの取れた良セットだと思います。運に左右されずに得点に実力が反映されやすいと思います。最上位層は満点も狙えます。日本語もわかりやすく、悩まなかったでしょう(だからといって簡単な問題というわけではないです)。
  • 大問1では、接着の力の向きに注意。振幅が大きいときの単振り子はもはや単振動とみなせず、保存則で解くことになります。
  • 大問2では、「コンデンサーの電荷が0の場合は導線とみなせる」ことと、「I=0ならば電圧降下は0」をきっちり押さえておきましょう。
  • 大問3後半、一般に回折格子はスクリーンに比べて十分小さく出来ていますので、回折格子を一点とみなせば、作図により幾何学の問題に変わります。(6)「tanθ≒sinθ≒θ」の近似は、今の時代、指示がなくても使えるようにしておきましょう。
  • 整理された問題文になっていますが、変数が少ないわけでも設定がシンプルなわけでもないので、しっかり計算用紙にメモを残しながらテキパキ進めましょう。

ではまた!

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