2022年共通テスト本試験物理の解説プリントをアップしました

みなさんこんばんは、大魚です。

昨日出題された、2022年共通テスト本試験物理の解説プリントをアップしました。こちらをクリックしてください。

今年は当日が4コマの授業でその日のうちに余裕がなく、翌日個別授業の中で
初見で90分ほど解説という形になりました。その時の書き込みをアップいたします。

その生徒さんが十分わかっているところは若干割愛しているのが申し訳ないのですが、初見ならこのように解くという雰囲気を味わってもらえたらと思います。

今回は近年まれに見る計算量の少ないセットでした。だからといって易しくなっているわけではなく、グラフを読み込んで深く理解する能力が問われていて、やってみたら疲労度は例年と変わらない感じでした。その数少ない計算も「桁の見積もり(オーダーエスティメイト)」くらいしかなく、最後の水素原子のエネルギー準位もnとかhに着目して次数を比較すればすぐ済むものでした。

対照実験の考え方、「仮定したことは結論が出るまできちんと仮定としておく」「出てくる物理量の桁を把握して小さいものは無視して本質のみを取り出す」などが染み付いているかどうかがポイントの良セットだったと思います。予備校では実験をする機会が少ないですが、基本的な考え方が身についていれば問題ないです。

ではグラフ読みと対照実験だけわかればいいかというとそんなことはなく、もちろん高校物理をきちっと理解していないと解けないです。

また現場では平均のぐっと下がった数学の後でしたから、大変だったと思います。

お疲れさまでした。