広島大学・放送大学 ブラックホール講演会に行ってきました。
複素関数論や解析学を勉強しておられる社会人の生徒さんに誘われて、広島大学の高橋弘充先生の講演会に行ってきました。
先生はブラックホールに吸い込まれる直前100kmでの物質の幾何構造の、偏光X線を使った世界初の観測に成功されたそうです。すごい!
と、その前にハプニングが…。一緒に生徒さんと私達夫婦の三人で昼食を食べたあとに、生徒さんのお腹が…夏バテでしょうか…。結局私達夫婦だけでいくことになりました。
講演では「地球を1cmまで圧縮するとブラックホールになる」という話から、「ご自身(人間の体)をどこまで圧縮するとブラックホールになるか」といったユーモアあふれる話題まで、とてもわかり易く惹きつける(ブラックホールだけに!?)お話でした。
また、重力は「重いと強い」「遠いと弱い」ということから、「なぜ地球の住人が宇宙にたくさん存在するブラックホールに吸い込まれそうにならないのか」ということをスッキリ説明してくださいました。
熱心にメモを取っている方もいらっしゃいました。目が輝いている方も多かったです。
とってもいいお話だったのに残念…。また講演会があったら今度はご一緒にリベンジしたいですね!
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